親族間売買について
任意売却であれば、売却した自宅に住み続けられる可能性があります。
逆に、競売の場合は100%に近い確率で、その望みはありません。
この事を知らない債務者(ローンを抱えている方のこと)は多いようです。
その仕組みを簡単に言うと次の通りです。
例えば親兄弟や親戚、あるいは理解ある投資家に買い取ってもらい、借家という形で家賃を支払い、そのまま住み続けるという仕組みです。決して詐欺やからくりがある訳ではありません。これを「リースバック」と呼びます。
一方、競売の場合は債務者が買主を指名したり交渉できたりする訳ではありませんので、住み続けられる可能性はありません。
このリースバックを行う上で、望ましいのは親子あるいはご兄弟、親戚など身内の方に協力してもらう方法です。
とは言え、住宅を即金で購入できるほど余裕のある身内の方など、そうそういないというのが現実ですね。
そこで検討したいのが、親子間・親戚間売買にローンをつけてくれる金融機関を当たることです。大手銀行などでも、ローンを組まれる方のお勤め先・収入・勤続年数等などの総合評価によってはローンを認めてくれることがあります。
また、ノンバンク系では金利と手数料が高くなりますが親子間・親戚間売買にローンを扱っている所があります。ある程度の担保が必要にはなりますが、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
親族間売買やリースバックのことなら当社にお任せ下さい。